自宅の整体院に看板は必要?

集客目的の看板は不要

私がこのサイトで推奨している整体院のスタイルは完全予約制です。つまり飛び込み客というものを拒否したスタイルです。そうすることで自分のスケジュールに合わせたストレスのない店舗運営をすることができます。

ですから、逆に看板を見てふらっと立ち寄るお客さんは迷惑なぐらいです(笑)

こういうスタイルで運営する限りは宣伝という意味での看板は全く不要になります。

集客のことが心配になる人もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりと戦略を立ててやればウェブサイトと口コミ中心で十分に集客できます。

そもそも、全く知らない整体院に看板を見ただけでふらっと入る人はとても希です。国家資格でもないし値段も分からない、怪しい場所ですからね。

私は小さな看板を出しているだけですが、それでも年に数名は本当に飛び込みで来る人がいます。しかし、こういう方は保険が効かないという話をしたり、マッサージみたいに揉みほぐすようなことはしない、という話をすると帰って行く場合も半分ぐらいあります。

なぜこのようなことが起こるかというと、一般的に看板に表示できる情報量が少ないからです。接骨院と同じだろう程度の認識で来ると「思っていたのと違った・・・」ということでトラブルになりやすいわけです。

このようなお客さんとのミスマッチを避けるためには、情報量が豊富なウェブサイト経由で整体院のことを十分に理解してもらうことが大切です。納得して来院してもらったほうが双方にとってよいですよね。そういう意味でも一人で整体院をする場合は看板に力を入れる必要性はないのです。

ただし、年収1000万円以上を狙うぞ!という場合は看板も出した方が速く達成できるかもしれません。看板がなくてもそれぐらい繁盛している人もいるので必須とは思いませんけどね。

目印としての看板は欲しい

集客には不要と書きましたが、始めて来院される患者さんのための目印としての看板は用意したいです。

初めて来るときに目印が無いとやはり不便です。ウェブサイトに住所や詳細な案内図を書いたとしても必要です。なぜならそんにしっかりとウェブサイト見ない人もいますし、スマホ見ながら運転とかもできませんからね。

このあたりは患者さんの気持ちになって考えましょう。

余談ですが、私がアパートで整体をしているときは、大家さんに許可をもらっていなかったこともありウェブサイトに外観写真や建物名を書いていませんでした。当然看板もありません。

ですので、初診の患者さんには近くまで来たら電話してもらい迎えに行っていました。雨の日とかはなすごく面倒だった記憶があります。

話がすこしそれましたが、こういう外に出て案内するという手間を省くためにも玄関に小さな看板or目印になるものがあると便利です。

一戸建ての場合は見落とさないように玄関や道沿いの壁、駐車場側の壁など外から分かりやすい場所に掲げるとよいと思います。アパートやマンションの場合は建物名で場所は分かりますから、あとは玄関扉に屋号のプレートのようなものを下げておくだけ十分でしょう。

ここでいう看板は店舗の看板のように立派なものは必要ありません。小さくても良いのであなたの整体院のコンセプトにあったデザインで屋号がわかる程度の小さな看板でよいと思います。

こんな感じで、看板はそんなにお金をかけずシンプルに済ませましょう。もっと他にお金をかけるべきところはありますからね。