整体師の収入はどのくらい?

整体院の営業にかかる経費

今まで商売をしたことが無い人にはピンと来ないかもしれませんが、収入というのは 売上げから経費を引いた残りの額のことです。ちなみに経費は「仕事をするために必要な出費」です。

もし経費が700万円ぐらいかかったら結局手取りの収入は300万円ぐらいになってしまい、サラリーマンの頃の方がよかったという事にもなりかねません。

一人で整体院を経営していく場合、必要な経費は大まかに書くと以下の4種類になります。

  1. 家賃・光熱費・駐車場代といった院を維持するための経費
  2. フリーペーパーへの掲載など集客に使うための経費
  3. セミナー・本など勉強のためにつかう経費
  4. 電話やニュースレターの発送など通信関係につかう経費
  5. ベッドやタオルなどの備品・消耗品につかう経費

経費については別の記事で詳しく書きますが、自宅で整体院をする場合、家賃や光熱費は実質0円です。次に宣伝広告費ですが、これは口コミを上手に利用したりインターネットからの集客が軌道に乗れば月に0〜3万円程度で十分です。セミナーなどの勉強に使う経費を除けば、残りの経費も月で割れば1万円/月もいかないでしょう。

つまり、必ず出て行く必要経費は月に5万円もいかないということです。しかも仕入れも在庫もありません。

整体師は高収入を狙える

月の売上げが60〜80万円あって、経費が5万円ぐらいとなれば、実質的には売上げ≒収入 ということになります。利益率は90%を越えます。

仕入れや在庫がある小売業や飲食店、製造業では考えられないほど利益率が高い状態になります。

ただ、整体師には仕入れがないと言いましたが投資は必要です。それは整体の技術を磨くためのセミナーにでたり本を買ったりすることです。これを怠るとあとで痛い目を見ますが低く押さえることも可能です。

いずれにせよ、高利益率が自宅で整体院というスタイルの収入面での魅力です。

もちろん、楽して得られるものではありません。人一倍努力して整体院の経営を軌道に乗せたらの話ですので、そこは誤解無きようお願いしますね。